2013年10月15日火曜日

Best of India

まだインドに着いて1週間も経ってやしないのに、高山病と寒気でうなされているのに、前職の同僚である大和撫子との久しぶりのSkype会話でドギマギしちゃって言いたいことの半分も言えず、その上当方の通信環境の不備でその半分さえも伝えられなかったのに、一日有に1000円以上使っちゃってるのに、そして、まだヴァラナシ(ベナレス)にさえ着いちゃいないのに、ポール・ニザンの『アデン・アラビア』の冒頭句、「僕は二十歳だった。それが人生で一番美しい年齢だなどと誰にも言わせない」を超越した心待ちでいる。

ただ道を歩いてるだけで、こんなに胸の中にがーっと入ってくるのはフランス以来か。
ネパールの山間部もそうだったか。

ある人曰く、「ここはインドでも最高」というのだから、こうもなるというものか。
行かなくてもいいんじゃね、くらいのつもりでいたのだよな、ヴァラナシ。
ゴアにさえ行ければ、とりあえずOKみたいな。
でも、これは、行かねばなるまい。




ガンガーから世界の四方にブレストファイヤーを放てるほどにマジンガーな、張り裂けそうな胸の内になる気がする。

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