2014年1月9日木曜日

Last Sunset

ここ数日、日本在住日本語ペラペラの中年イタリア人が日暮れ前に我が草庵に訪ねてくる日々。
伝統的日本家屋同様に床にあぐらをかき、ここゴカルナのことや彼の故郷イタリアのこと、そして日本のことと他愛のない会話をして、気づけば二人とも床にゴロン。
仙台在住ということもあり、食べ物の話、特に刺身の話しなどになると1年以上日本とご無沙汰になっている僕にはたまらず、よだれさえ出てきそうになってしまう。
場所柄か、彼の口からは次々と日本語でネタの話しが飛び出してくる。ツブ貝が大好きのようだ。
僕はブリないしはハマチ、サーモンないしはハラスが特別好きで、もちろんマグロもホタテもイワシも好き。ハラスにも言えることだが、(良い)イカをレモンでいただくことも好きだ。
そして焼き魚。彼は出発前にサンマを食べてからきたという。うらやましい。

ビーチにある観光客目当てのレストランなどは出てくるシーフードはエビにカラマリと呼ばれるイカ、そしてキングフィッシュと相場が決まっている。あと、イワシやサメなんかも。

昨日も我が草庵に彼はやってきた。翌日ゴカルナを発つという。要するに今日もうすでに彼はいない。
彼と二人、アラビア海に沈む夕日を瞳に焼きつけた。
だいたいの場合、夕日は海でなく海と空との間にある薄い雲に吸い込まれて消え入る。でも、昨夕はしっかり海へと溶け込んだ。

最後は洋上で日の島みたいになるのだね。実はこれをここで見たのは今回が初めて。
彼の普段の心掛けがよかったのだろうか。いや、僕もそこそこのはずだ。
彼はサングラスを忘れて行ってしまった。

また、日本で会えたらいいね。

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